@article{oai:asahikawa-med.repo.nii.ac.jp:00000619, author = {坂東, 伸幸 and 原渕, 保明}, issue = {1}, journal = {日本鼻科学会会誌}, month = {Apr}, note = {上顎扁平上皮癌に自験例77症例(うち61例は術前に5FU動注化学療法+放射線照射を同時併用)を対象に分子腫瘍学的因子異常を解析し,同定された予後不良因子や臨床像に関連した因子の実地臨床応用について考察した.Cox比例ハザードモデルを用いた無病生存における単変量解析により同定された予後不良因子と臨床像との関連を検討した.その結果,p53遺伝子変異・Baxなどアポトーシス因子・細胞周期関連因子・VEGFなど血管新生因子などの系統が異なった複数因子の組み合わせによってより正確な癌の生物学的悪性度の診断が可能と考えられた.この結果の臨床応用ではBax発現低下やアポトーシス・インデックスの低い症例では放射線化学療法の有効性が低く手術を第一選択とし,p53遺伝子変異や増殖性癌細胞を多く認めた症例では局所再発の可能性から拡大手術を考慮する.VEGF高発現・血管密度が高い症例では全身化学療法を追加するなどオーダーメード治療により予後向上の可能性が示唆された, 著者版, text, application/pdf}, pages = {75--76}, title = {鼻副鼻腔腫瘍診療の最前線 上顎扁平上皮癌における分子腫瘍学的診断 オーダーメイド治療への応用}, volume = {44}, year = {2005}, yomi = {バンドウ, ノブユキ and ハラブチ, ヤスアキ} }