@article{oai:asahikawa-med.repo.nii.ac.jp:00004100, author = {長岡, 泰司 and 十川, 健司}, journal = {医科学応用研究財団研究報告}, month = {Feb}, note = {糖尿病網膜症の発症機序は、これまでの知見から、高血糖によって生じた酸化ストレスが網膜血管内皮機能(以下;内皮機能)障害を引き起こし、網膜血流を減少させる可能性が示唆される。しかしながら、高血糖による内皮機能障害をin vivoで詳しく評価した報告はない。著者等はこれまでに、ネコを用いたin vivoの実験系で、高酸素吸入負荷後の網膜循環動態を評価することが内皮機能評価の指標になりうることを明らかにした。また、ブタを用いたin vitroの実験系で、bradykinin(BK)が血管内皮依存性の血管拡張因子であることを明らかにしてきた。本研究では、ネコに高血糖負荷を行い、内皮機能への影響について検討した。その際、高血糖負荷に加えて高酸素吸入負荷とBKの硝子体注入を別個に行い、どのような影響を及ぼすか調べた。さらに、活性酸素除去剤であるTEMPOLを投与し、活性酸素が内皮機能に与える影響について検討した。その結果、高血糖負荷は濃度依存性に内皮機能を障害し、その機序に酸化ストレスの増加が関与していることが示唆された。, 雑誌掲載版, text, application/pdf}, pages = {341--344}, title = {高血糖負荷は網膜動脈血管内皮機能を障害する}, volume = {27}, year = {2010}, yomi = {ナガオカ, タイジ and ソガワ, ケンジ} }