@article{oai:asahikawa-med.repo.nii.ac.jp:00002236, author = {細野, 恵子}, journal = {名寄市立大学紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は、便秘症状を有する女子学生に対して蒸気温熱シートによる加温刺激が便秘改善に有効かどうかを検討する目的で行ったものである。健康な女子学生(平均年齢20歳)9名を対象に、蒸気温熱シートを下腹部に1日平均8時間、7日間にわたり継続貼用し、便通とバイタルサインの変化を測定した。便通状態とその変化は『日本語版便秘評価尺度ST版』(以下、CAS-ST版とする)と『便形スケール』を使用し測定した。温罨法による便通状態の変化は、CAS-ST版で7.71±1.98から5.57±2.21と有意な減少(p<0.01)が示され、CAS-ST版8項目中5項目において有意な改善が認められた。便形スケールでは非罨法期1.56±1.96から罨法期2.79±2.07へと有意な改善(p<0.01)が示された。蒸気温熱シートによる長時間の連続適用による下腹部への温罨法が便秘改善につながった理由として、皮膚表面温度の上昇が皮膚温受容器の活動を高め、体性-内臓神経反射を刺激したことにより腸蠕動運動の亢進をもたらしたものと推測される。以上の結果から、蒸気温熱シートによる長時間の温罨法は、継続的な湿熱加熱により女子学生の便秘症の改善に顕著な効果のあることが認められた。, 雑誌掲載版, text, application/pdf}, pages = {1--6}, title = {便秘症状を有する女子学生への蒸気温熱シートによる加温効果 便秘評価尺度と便形スケールによる検討}, volume = {4}, year = {2010}, yomi = {ホソノ, ケイコ} }